ブラックカードよりも上という噂がある、パラジウムカード。
有名人の中でも、持っている人は限られるというぐらいプレミアムなカードです。
普段生活していてあまり目にすることはないかもしれません。
そんなパラジウムカードですが、なかなか見かける機会もないのでどんな特徴やメリットがあるのか気になりますよね。
また、どうすれば発行できるのかも気になるところ。
このページでは、パラジウムカードのメリット・デメリットや、カードを発行するための条件について詳しく説明していきますね。
パラジウムカードとは?
パラジウムカードは、希少金属であるパラジウムを素材として作られたカードだといわれています。
もはや、カードそのものに価値があるといっても過言ではないですね。
ほかのカードとランクわけして並べてみると、以下のようになりますよ。
上へいくほどランクが高くなっていくイメージです。
カードの種類によっては、ブラックカードでもパラジウムカードと並べるかもしれません。
ただ、発行するための条件や珍しさでいうと、パラジウムカードのほうが少し上になりそうです。
プラチナ・ゴールドカードだけでもすごいのに、さらにその上をいくカードなんて想像がつきませんよね。
世界各国では約5,000人ほどパラジウムカードの所有者がいるようですが、やはり大富豪などが多い様子。
国内ではそもそもパラジウムカードを発行しておらず、発行条件も厳しいため、日本人が持つカードとしてはなかなか厳しい状況です。
パラジウムカードの特典について
ブラックカードよりもすごいカードと噂されると、パラジウムカードの特典についても気になるところですよね。
さぞ、すごい特典があるのだろうと期待してしまいます。
主に、パラジウムカードの特典としては以下のようなものがありますよ。
- 空港のVIPラウンジが使える
- 海外旅行傷害保険つき
- ホテルの部屋をアップグレードできる
- 飛行機の座席クラスをアップグレードできる
- プライベートジェットが手配できる
- 限度額無制限に近い
大体、ブラックカードによくある特典ですが、限度額に制限がないとされているのがすごいところですね。
限度額が明確でない分どうしても使いすぎてしまいそうですが、そもそもパラジウムカードを持つような層は使いすぎてもあまり気にしないのかもしれません…。
このほか、パラジウムカード持ち主の希望に合わせた特典やサービスを行ってくれるそうですよ。
まさに至れり尽くせりなカードですね。
パラジウムカードの年会費について
パラジウムカードレベルになると、年会費がどれぐらいかかるのかも気になりますよね。
年会費は600ドル。
そのときのドル価格にもよりますが、日本円にして約70,000円前後かかります。
ほかのプラチナカードやブラックカードと、年会費を比較してみました。
カードの種類 | 年会費 |
---|---|
パラジウムカード | 約70,000円前後 |
ブラックカード | 30,000円~350,000円 |
プラチナカード | 20,000円~130,000円 |
こうしてみると、ブラックカードにあたる「アメックスセンチュリオンカード」で385,000円が一番高い年会費となります。
アメックスセンチュリオンカードに比べると、パラジウムカードの年会費はそこまで高く感じませんね。
パラジウムカードを発行できる条件
パラジウムカードは、誰でも持てるわけではありません。
発行するには、以下の条件が必須となってきますよ。
- 平均3,000万ドル以上の資産がある
- JPモルガンのプライベートパンクプランの顧客になっている
1ドル120円とすると、日本円で36億円以上の資産を所有していることが条件になりますね。
36億円以上の資産ってちょっと想像がつかない世界です…。
いざ作ろうと思ったときに、年会費の高さよりも、発行条件の厳しさが壁になりそうですよ。
パラジウムカードが持てるクレジットカードについて
パラジウムカードについてわかったところで、実際にどんなクレジットカードとして持てるのかも気になりますよね。
日本国内では発行していないパラジウムカード。
実は、アメリカのJPモルガンから「JPモルガン パラジウムカード」として発行されています。
VISAと提携しているので、全国のVISA加盟店で使えますよ。
ちなみに、JPモルガンでは年収1,000万円以上を条件としたブラックカードも発行しています。
パラジウムカードのメリット・デメリットまとめ
パラジウムカードのメリット・デメリットについて、簡単にまとめてみました。
まず、パラジウムカードのメリットは以下の通り。
- ブラックカードと比較してもそこまで年会費が高くない
- 持っているだけで高ステータスなカード
上限なく使えたり、サービスが充実しているわりに、年会費が高くないのが驚きですね。
手に入れるのは大変ですが、一度手に入れてしまえば魅力的なサービスを受け続けることができるカードではないでしょうか。
次に、デメリットは以下の通り。
- 日本国内で発行できない
- 発行条件が厳しいので一般人向けではない
プレミアムなカードの中でいくら年会費が比較的高くないとはいえ、そもそも入手しづらいのが難点ですね。
一度はお目にかかってみたいものですが、やはり一般人には手を出しづらいカードです。
さいごに
パラジウムカードは、噂にもなるぐらいハイクラスのカード。
普通に生活していてあまり目にすることはありませんが、知識として知っておく分にはいいのではないでしょうか。
日本でも発行できて、高ステータスなカードを持ちたいのであれば、ブラックカードやプラチナカードをチェックしてみましょう。
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