クレジットカードの中でも、ハイクラスとされているブラックカード。
人生の中で、一度は手にしてみたいカードですよね。
そんなブラックカードですが、具体的にどんなメリットがあるのか気になりませんか?
また、ブラックカードは誰でも作れるのかという部分も気になるところ。
このページでは、ブラックカードのメリット・デメリットや、ブラックカードを発行できるクレジットカードについて詳しく紹介していきますね。
ブラックカードとは?
そもそも、ブラックカードとはどんなカードなのか気になりますよね。
ブラックカードは、クレジットカードの最高峰ランクともされています。
名前の通り、カードの券面は黒を基調とするデザインがほとんど。
ただ、中には黒くないブラックカードもあるようですよ。
プラスチック製ではなく、チタン製のものになると通常のクレジットカードよりも少し厚みをおびたカードになります。
ちなみに、最初にブラックカードとして誕生したカードは、アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード。
入会金が550,000円、年会費が385,000円(初年度は935,000円)と高額なことでも有名です。
ブラックカードを入手する方法について
通常のクレジットカードの場合、入手したいときはまず申し込みをして審査に受かる必要があります。
ただ、ブラックカードの場合は、自分から申し込むことはできません。
カード会社から招待を受けて、ブラックカードを入手する流れとなりますよ。
招待が来やすくなる条件は、以下の通り。
- カード会社のカードをよく利用している
- 支払いに滞りがない
- 年収がカード会社側の条件を満たしている
基準はそれぞれのカード会社によって違いますが、大体はインビテーション(招待)の案内状をもらい、カード会社に連絡することで使えるようになります。
ブラックカードならではの特典について
ブラックカードを持つことで、どんな特典が受けられるのか特に気になるところですよね。
主に、以下のような特典がありますよ。
- 空港ラウンジが無料で利用できる
- プライオリティパスが無料で付帯
- 世界各地のトラベルデスクが使える
- ブラックカードならではの保険も充実
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
- コンシェルジュデスクのサービスが受けられる
- 有名レストランを2人以上利用で1人分コース料理が無料になる
- ホテルのスイートルームなど優待割引が受けられる
ブラックカードの種類によって多少特典の内容は変わりますが、大体は同じようなサービスが受けられますよ。
ゴールドカードやプラチナカードで使えるような特典はブラックカードだとほぼ使える認識で大丈夫です。
それなりの年会費になりますので、それ相応のサービスが備わっていますよ。
ブラックカードにあたるクレジットカードの一覧
具体的に、どんなクレジットカードがブラックカードにあたるのかも気になる部分ですよね。
主に、以下のような種類がありますよ。
- アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
- ダイナースクラブ プレミアムカード
- ANAダイナースプレミアムカード
- ワールドMasterCard
- ワールドエリートMasterCard
- Visa Infiniteカード
- JCBザ・クラス
エポスカード・オリコカードではブラックカードクラスのものはなく、プラチナカードが最上級カードとなっています。
Orico Card THE POINTは券面こそ黒いですが、ブラックカードではないので間違えないよう注意しましょう。
▼見た目は黒いカードでしかないOrico Card THE POINTですが、ブラックカードではありません。
また、楽天ブラックカードも名前はブラックカードになっていますが、実質的にはプラチナカードクラスのサービス内容となっています。
ブラックカードのおすすめ一覧を比較
ブラックカードを入手したいなと思ったとき、何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、種類ごとにブラックカードを比較してみました。
カードの種類 | 年会費 | ポイント還元率 |
---|---|---|
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード | 初年度935,000円/2年目以降385,000円 | 1.0% |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 143,000円 | 1.5% |
ANAダイナースプレミアムカード | 170,500円 | 1.5% |
Visa Infiniteカード | 132,000円 | 0.9% |
JCBザ・クラス | 55,000円 | 0.5% |
ポイント還元率が高めなのはダイナースクラブ プレミアムかANAダイナースプレミアムカードです。
どのカードを選ぶにしても、ブラックカードの場合は年会費が高めに設定されていますよ。
ブラックカードにも上限はあります
ブラックカードレベルになると、いくらからいくらまで使えるのか、上限金額はあるのかも気になるところ。
たとえブラックカードでも、限度額が全くないわけではありません。
通常のクレジットカードのように、上限があることがほとんどですよ。
限度額はカードの持ち主によって違ってきます。
というのも、通常のクレジットカードのように保有財産によって限度額が決まるから。
いくらブラックカードを持っていても、限りなく使えるわけではないので気をつけましょう。
ブラックカードは家族カードも申し込めます
実は、ブラックカードでも家族カードを発行することができます。
ただ、過去にほかのクレジットカードに付帯した家族カードを発行していた場合、もう一度家族カードに申し込む必要がありますよ。
仮に楽天ブラックカードで家族カードを作りたい場合、以前楽天カードで家族カードを発行していた場合は、再度申し込む形になるということですね。
少々面倒ではありますが、ブラックカードで家族カードを使いたいのであれば手続きしておきましょう。
ただし、家族カードは全員分作れるとは限りません。
作れる家族カードの枚数は、付帯するカード会社によって違ってきますよ。
たとえば、楽天ブラックカードの場合は、家族カードは2人までとなっています。
ブラックカードはコンビニでも使える?
ブラックカードが、コンビニなど一般的なお店でも使えるのか気になりますよね。
結論からいうと、ブラックカードはコンビニでも使えます。
通常のクレジットカードと同じように、買い物の支払いに使うことができますよ。
ブラックカードのメリットについて
ブラックカードのメリットについてまとめてみました。
主なメリットは、以下の通り。
- 特典・サービスが充実している
- 持っているだけで高ステータスなカード
- ポイントもちゃんと貯まる
通常のクレジットカードよりも特典やサービスが充実しているあたり、さすがはステータスの高いカード。
持っているだけで箔がつくので、会社の経営者なら一度は手にしてみるのもいいですね。
しかも、クレジットカードと同じようにポイントも貯まるのがうれしいです。
ただ、ブラックカードの年会費の支払いに関しては、ポイント付与の対象外になるので気をつけましょう。
ブラックカードのデメリットについて
いいとこ尽くしのようなブラックカードですが、人によってはデメリットに感じる部分もあるかもしれませんね。
主なデメリットについて、まとめてみました。
- 年会費が高い
- 自分からは申し込めない
- 審査基準がイマイチわからない
ブラックカードは自分から申し込めない上、どうやったら招待が届くのか審査方法も明言されているわけではありません。
そのため、ひたすらクレジットカードを使って待つしかないので、好きなタイミングで申し込めないのが厄介ですね。
また、ブラックカードはどれも年会費が高いものばかり。
特典やサービスを考えると仕方ないことかもしれませんが、人によってはブラックカードを持つメリットがあまりないなんてことも考えられます。
もしもブラックカードを使うのであれば、特典を余すところなく利用して、宝のもちぐされにならないようにしたいですね。
さいごに
ブラックカードは、まさに選ばれし者が持てるクレジットカード。
なかなか一般人には手が出しにくいものですが、特典やサービスが充実しているので一度は招待を受けてみたいものですね。
ブラックカードは、一般的なカードよりも限度額が高く設定されているため、経営者だと使い勝手がいいですよ。
また、ダイナースだとポイントも貯まりやすくてその点でもおすすめです。
おまけ:ハイクラスなカードについて知りたい場合
実は、ブラックカード以外にもハイクラスなクレジットカードがあります。
ほかのカードについて知りたい場合は、こちらも参考にしてみてくださいね。
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