ネットショッピングでクレジットカード決済をする際、セキュリティカードの入力を求められることがあります。
はじめてのクレジットカードを使う場合は、どこにセキュリティコードがあるのか一瞬迷ってしまいますよね。
私も、最初はセキュリティコードとクレジットカード番号を混合してしまい、入力を間違えてしまうことがありました。
セキュリティコードを間違えて入力した場合、どのように対処したら良いのかも気になるかと思います。
このページでは、クレジットカードのセキュリティコードについてと、セキュリティコードの入力を間違えたときの対処法について紹介していきますね。
クレジットカードのセキュリティコードについて
そもそも、クレジットカードのセキュリティコードが何なのか気になりますよね。
クレジットカードのセキュリティコードは、カードを持っていない第三者がクレジットカード決済するのを防ぐために存在するコード。
つまり、万が一、クレジットカード番号を知られたとしても、セキュリティコードがわからなければカードを持っていない人は決済できないことになります。
なりすまし決済を防ぐためにあるものという認識で大丈夫ですよ。
クレジットカードのセキュリティコードはどこにある?
クレジットカードのセキュリティコードは、クレジットカードの裏面に記載されていることがほとんど。
基本的には、カード裏面の署名欄に記載されていますよ。
ただ、クレジットカード決済のときに、そこに記載されているすべてのコードを入力する必要はありません。
決済時に必要となるのは、セキュリティコードの下3桁の数字のみとなります。
カードによっては、そもそも3桁しか数字が記載されていないものもありますよ。
ちなみに、アメリカン・エキスプレスはカード表面に記載された15桁の数字の右上にあるものがセキュリティコードとなります。
クレジットカードのセキュリティコードの桁数について
クレジットカードの種類によって、セキュリティコードとして表示されている桁数が異なります。
JCBカードの場合は、クレジットカードの裏面に7桁の数字が印字されていますよ。
この7桁のうち、下3桁がセキュリティコードとして入力する部分になります。
▼JCBカードのセキュリティコードは下3桁の数字。この場合「123」がセキュリティコードです。
ちなみに、左4桁の数字は、JCBカード番号の下4桁の数字にあたります。
また、VISAカードの場合は、カード裏面の署名欄のところに3桁の数字しか表示されていません。
この3桁の表示がそのままセキュリティコードになります。
▼VISAカードのセキュリティコードは3桁の数字。この場合「553」がセキュリティコードになります。
カードブランドごとの、セキュリティコードの桁数については以下の通り。
カードブランド | セキュリティコードの桁数 |
---|---|
VISA | 3桁 |
JCB | 3桁 |
MasterCard | 3桁 |
ダイナーズクラブ | 3桁 |
アメリカン・エキスプレス | 4桁 |
基本的には、下3桁の数字がセキュリティコードになることを覚えておくといざというときに役に立ちますよ。
アメリカン・エキスプレスのみ、4桁の数字になっているので注意してくださいね。
クレジットカードのセキュリティコード入力を間違えたときの対処法
セキュリティコードの数字がわかったら、あとはクレジット決済時にコードを入力するだけ。
ただ、「うっかり入力を間違えてしまった!」ということもあると思います。
セキュリティコードを間違えてしまうと、クレジットカードを止められてしまうのでは?と心配になってしまいますよね。
結論からいうと、セキュリティコードを一回間違えたぐらいではクレジットカードを止められることはありません。
もし間違えてしまっても、「入力された情報が間違っているため決済できません」と表示されることがほとんど。
落ち着いてゆっくりと、打ち間違えのないようにもう一度入力すれば大丈夫です。
ただし、何回も間違えてしまうとクレジットカードが使えなくなってしまう場合もあるので、気をつけてくださいね。
クレジットカードのセキュリティコードは変更できる?
基本的に、クレジットカードのセキュリティコードは自分では変更できません。
ただし、有効期限の更新、盗難・紛失などでカード番号を変更した場合はセキュリティコードも変更になることがあります。
もしも変更された場合は、新しいカードに記載されているセキュリティコードを入力するようにしましょう。
セキュリティコードが変更になった時点で、以前のカードのセキュリティコードは無効になるので注意してくださいね。
クレジットカードのセキュリティコードは暗証番号ではありません
クレジットカードのセキュリティコードは、カードの暗証番号とは違います。
セキュリティコードの入力を求められて、クレジットカードの暗証番号を入力してしまうと入力エラーになってしまうので気をつけましょう。
暗証番号とセキュリティコードが求められる主な場面は、以下の通り。
- クレジットカードの暗証番号…スーパーやお店でのICカード決済
- クレジットカードのセキュリティコード…ネットショッピングのクレジット決済
ネットショッピングの場合は、基本的にセキュリティコードを入力すると覚えておけばOKです。
Apple IDのクレジットカード情報を入力するときもセキュリティコード(CVV)が必要になります
iPhoneでApple IDに登録したクレジットカード情報を変更したい場合も、セキュリティコードが必要になります。
Apple IDにクレジットカードを紐づけておくと、アプリのダウンロードなどが便利になりますよ。
クレジットカード情報をApple IDに登録する流れは、以下の通り。
- iPhoneの設定を押す
- 「iTunes StoreとApp Store」を選んでサインインする
- 「Apple ID」を押して「Apple IDを表示」を選ぶ
- 「お支払情報」を選ぶ
- 紐づけたいクレジットカードの「カード番号」「セキュリティコード」「有効期限」を入力する
- 終了を押す
これで、Apple IDにクレジットカードを登録することができます。
iPhoneでは、「CVV」と表示されているところがセキュリティコードの入力欄になりますよ。
セキュリティコードの安全性を高めるためにできること
クレジットカードのセキュリティコードがあるからといって、不正利用を必ずしもすべて防げるというわけではありません。
安全性を高めるためにも、セキュリティコードを第三者にもらさないことが大切。
カードの暗証番号と同じくらい、セキュリティコードも大切なものだという意識をもってクレジットカードを使いましょう。
さいごに
クレジットカードのセキュリティコードについて、簡単にまとめてみました。
- 基本的にセキュリティコードは裏面記載、下3桁の番号
- アメリカン・エキスプレスは表面記載、15桁の番号右上にある4桁の番号
- セキュリティコードと暗証番号は別物
- 第三者にセキュリティコードをもらさないことが大切
クレジットカードのセキュリティコードは、ネットショッピングのクレジット決済で求められることが多いもの。
普段からよくネットで買い物をするのであれば、セキュリティコードの違いや注意点を覚えておくとよりスムーズに決済できるようになりますよ。
クレジットカードをより快適に利用するためにも、セキュリティコードの安全性を意識しながら使ってみましょう。
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